どれくらい走ったのか。 ここがどこなのか。 白雪には全く持って理解できていなかった。 「はぁ…はぁ…」 ただひたすらに、乱れた呼吸を整えようとする。 「…あーあ、親に怒られるな。」 今日初めて、夏樹が口を開いた。