だって、分かってる。 これは恋愛感情というよりかは、『憧れ』に近いと思う。 これが、小学5年生の私が出した自分の感情の答え。 正答なんてない。 だけど、そんな気がする。 嫌いじゃない。けど、乙女的感情論はないし。 教室の黒板の近くの扉がガラガラっと開いた。 そして、足音がこちらへ近づいてくる。 「あ、なっちゃんだ」 春香の言葉を聞いて気配のするほうを見ると顔に擦り傷を作った夏樹が立っていた。