明日は日曜日だから、学校は休み。 早く返信来ないかな、なんて考えては、うわぁぁと叫び声を上げてとにかく落ち着いてなどいられるはずも無かった。 『いいですよ』 という返信が来たのは、それから約四時間後のこと。 どうやらメールの返信の仕方から見て、白雪はあまり夏樹のことを警戒をしているとかそういったことは全くなさそうだ。 「よっしゃぁぁぁぁぁ!!」 返信が来た瞬間までずっとケータイを握っていた夏樹はとうとう換気の声をあげた。