考えれば考える程、追い込まれる。 夏樹は過呼吸のように、気管がぜぇぜぇと音を立てていた。 ー…これは、やばいかもしれない。 さすがにきつかった。 ここまで記憶に追い込まれたことは今までにはなかった。 フラつく足元をやっとのことで人通りの多い道の端まで歩いていく。