無口な君と私

ひかりside

いきなり青に目をふさがれた
後ろからふさがれて体が触れてるから
青の体温を直に感じて恥ずかしくなる

『あーお、はなしてーっ』

そう言ったら青が私の頭を上に向けて
手を離した
「虹…あるぞ」
不器用にそう言ってきた

『ふぇ…?虹?』
青が向けた方に目をやると
そこには大きな虹があった

『うわぁ…虹だぁ…きれーい』