無口な君と私


ぎゅっ

『学校…いこっ』
ひかりは笑顔でそう言ってきた
俺の手を握って

「……ぁ…あぁ」

俺たちは学校に着くまで
ずーっと無言だった


学校に着くと俺は
至る所から見られた
みんなの目が凄く厳しくて

こそこそと話している

やっぱり広がってんだな
俺の父さんのこと