無口な君と私

ある日を境に父さんは家に遅く帰ってくるようになった

毎晩毎晩、深夜に帰ってきて
朝まで帰ってこない時もあった


ある日
母さんと父さんが夜
怒鳴って喧嘩している声が聞こえた


出ていけなかったから
俺は窓の前で聞くことにした