無口な君と私


『はーぃ、』

「なにが残ってんの?」

『作文…』

「作文?一番めんどい奴じゃん
んで?なにについて書くわけ?」

『…ぇっと…どうやったら子供が生まれるか書こうかなっておもってるんだけど…』

「は…はぁ??!
お前はどこまで馬鹿なんだよ…
題名変えろよ、それ聞いてる方が辛いぞ」

『…えー。じゃあ、将来の夢』

「小学生っぽいけどいいんじゃね?」

『じゃあそれにしよーっと』

ひかりは作文を書き始めた
良かった…こいつの作文手伝うことになって…