無口な君と私


『うーん。あっ!
サンタさん!』

「あ?サンタ?そんなのいねぇよ…」

『いるよ!あそこー!
イルミネーションでサンタさんつくられてるじゃん!』

「なんだ、そっちか」
青は冷たく言葉を放ち黙った

『青~プレゼント…あげるっ!』

「プレゼント?俺はいらねぇよ。」

『あげるから目つぶって』

「はぁ?なんで?」
青はあきれた顔で言ってきた

『いいからっ』
青は渋々目を閉じて待ってる

ちゅっ

『プレゼント…ないから、キス…』

「あんがとなひかり、でも、お前…不器用だな…
こうすんだよ」

そう言って青は私にキスをしてきた
短いキスだ…珍しい
て言うか、キス魔だなぁ…青

『珍しいね…短いの』

「ん?長いのがよかった?」