無口な君と私


母さんは相変わらずくらい顔をしてる
俺の手当をし終わり

青、ありがとね

そう言って母さんはリビングかは出て行った

気づけばもう待ち合わせの時間だった
俺は準備をして家を出た

あいつには時計の前で待ってろって行ったんだけど…、

噴水の前にいた

『青~っ♪』
ひかりは俺に抱きついてきた

「ごめん、待ったよな」

『うんん…て言うか青この傷どうしたの?』
ひかりが心配そうに絆創膏にふれた

「別になんでもねぇよ、心配すんなっ」
俺はひかりの頭をくしゃくしゃ撫でた

『そう…?』

「あぁ、もんだいないっつーの、おまえが気にすんな、じゃ、行こうか」

『うん…』
ひかりは俺の手を握ってきた
今日はなんか握る力が強く感じた