無口な君と私

親父は苦しそうに顔を歪めた
さすがにぶちっときたらきく

勢いよく立ち上がって俺の胸ぐらを掴んで
勢いよく俺のみぞおちを殴ってきた

「ぅっ!いって…ぇ…」
親父は俺のことを容赦なく殴ってきた

やべぇ…くそいてぇ…
こいつ容赦なく殴りやがって…

「っざけんな…」

ふざけてんのはおめぇだよ!
軽々しく俺の息子だとか名乗りやがって

「…はぁ…?
俺のこと息子だって思ってないわけ?
…こんな奴の血が俺にも流れてんだな…
マジで最悪…」

しょうがねぇよ、そう言うのは
お前は俺の息子なんだからな

そう言って親父は俺の口の傷に爪を立て傷をえぐった

俺の口から赤い真っ赤な血が流れてくる
それを親父はすくって

この血俺にも流れてんだぜ?

マジでムカついた
「…軽々しくさわんじゃねぇよ…」

俺は親父の手を払った
俺は親父を壁の方に突き飛ばし
何度もおやじを殴った

親父の鼻、口から赤い真っ赤な血が流れてきていて傷が痛々しい