無口な君と私


「それに俺は…
お前が好きだから、」

青はメールに書いてあったことと同じく
好きって言ってきた
『青…愛実とは本当に別れたの?
本当に愛実と付き合ったのって私を…。』

「…本当だ、悪い…こんなに苦しませるつもりはなかったんだ。
ほんのちょっと、俺の気持ちわかってほしいって思って…こんなんになっちまって…本当に、ごめん…」

青は今にも泣きそうな顔をしていた