無口な君と私

青side

俺は家を出てしばらくしたところで愛実にあった。
愛実は俺のことを待ってたみたいで

遅いよ、青待ったじゃんか…

甘えてきた
もう別れたのにな…

「そもそも俺おまえのことふっ……んっ」

愛実がいきなり唇をふさいできた
すごく長いキスだった
俺は抵抗しようとしたけど
がっしりと愛実がくっついていて離れなかった
しばらくして愛実が唇を離した

「お前何のつもりだよ…昨日別れるって言っただろ…」

そう言って俺は少し遠くを見たら
人がいて、それはひかりで、
ひかりは涙をこぼして走っていった

「あっ…ちょっ!」

ぎゅっ…

俺が走ろうとしたら愛実が抱きついてきた

青私は青と別れたって思ってないよ
昨日青が別れようって言ったのはひかりがなんか言ったと思ってる。
だから私は青と別れないよ

「俺は…ひかりが好きなんだ。
おまえには乗りでつきあってもいいって言ったけどわけがあんだよ。」

訳?わけってなに?

「俺とひかりの秘密だよ。
秘密って言うか俺とひかりしか知らないことで、ちょっとな」