無口な君と私


もう…帰るの…?
こんなところまできたのに?
なんで…。

じゃあひかりを呼んでくるね
先に車のところいっててもいいよ

はーい。

やばい…きちゃう!
私は自分が寝たへやにはいった
そのすぐ後にお母さんがきた

『ん、お母さんどうしたの?』

青君帰りたいんだってだから準備して帰ろ
『分かった。』
私は自分の荷物をまとめて私とお母さんは車に乗った
帰りの車では私は青の隣で青は私と一度も目を合わせず外をずっと眺めていた
私は寂しくなって青の手に自分の手を重ねた。
青は親の前では大声を出さずに私から手を黙ってどけた