無口な君と私

気づいたら朝になっていた
私は自分の部屋でねていた
隣のベッドでは青が寝ている

私の手元には引きちぎられたクマちゃんが握られてて
昨日のことを思い出した
ぼーっとしていたら

青が起きた
声をかけるか迷ったけど
『青♪おはよ』
「…………」

返事は返してくれなかった
イヤになってまた声をかけた

『今日も海で楽しもうね♪私溺れちゃうからそばにいてよね♪?』

「…………」
そう言っても返事がなかった
ほんとに嫌われちゃったんだ