無口な君と私


『なんで…青はそうやって無理するの?何で泣かないの?泣きたいときは泣けばいいじゃん』
そう言ったら青はまた笑顔を見せて

「お前に心配かけたくねぇから」

『ねぇ、私支えてあげるって言ったばっかりだよね…?本当は苦しいくせに無理して…私がどんだけ心配してるのかわかってんの?好きだから青が好きだから凄く心配になってるのにはなしてくれないの?
お父さんを恨む気持ちわかるよ。
浮気してたんだもん。だから私に全部ぶつけてよ!青の力になりたいの』

「うるせぇんだよ。俺のこと何にもわかってねぇくせにいろいろぬかしてんじゃねぇよ。」

『心配してあげてるのに何でそんなこと言うの?』
「よけいなお節介だ。」
『余計なお節介?
そんなこと言ってると青お父さんみたいになるよ。そうやって人を遠ざけて裏切って………………ぁ』

そう言ったときには青がこちらを鋭い目で睨んでて

「お前マジ無理、でてけ
お前のこと嫌いになった」