無口な君と私


十年前と同じように
また私たち二人を花火は照らしてた

あのころを思い出す。
次々と花火があがって周囲を照らしていた

すると青が
「…ひかり。ん、」

『?これは?』
なぞの縦長の細い箱を渡された
「とりあえず…開けろ」

私は青に言われたとおりにそれをあけた。
中には
『これ…』
「ネックレス…。わるいかよ…
これでも真剣に選んだんだから…」