そんなこーちゃんの頭を撫でる。
よしよし。
「だーれも見てないから
あたしも見てないから
気の済むまでそーしとき?」
こーちゃんは頷く
あぁ、不謹慎だけど、こーちゃん。
やっぱりあたしあなたが好きです。
田口くん。マネさんが告るのわかるよ
でも、あたしは
こんな時に言えないや。
ぐいっ
急に引っ張られてその場に崩れ落ちる。
おーい、こーさん?
どうしたの?
「ここにいて?
ずっと、そばにいて。
はなれないで。ちー。」
...本当にどうしたのこーちゃん
甘えただね。頭でもうったのかしら?
でも、
「離さないよ?
離してあげない。」
完


