流星君と会う日の朝。 あたしは、激痛によって目が覚めた。 「誰が部屋で寝て良いって言ったんだよ、てめぇは犬以下のクセに人間様の部屋で寝てんじゃねぇーよ!」 髪を思いっきり引っ張られて引きずり出されたかと思えば蹴られて。 痛い…心も身体も。 身体の痛みよりも心の痛みの方が大きい。 あたしは人間扱いされてなかったんだね。 生まれて来てごめんね。 でも今はこれ以上、身体に心に痛みを与えないで。 流星君とは笑顔で会いたいの。