眠れない日々が続いた。
ようやく流星君に会えるのに。
どれだけ罵られ、暴力を振るわれたのだろうか。
お風呂に入ってアザの多さに失笑する。
「こんな身体…見せられないや」
こんな身体見せたらきっと流星君も引いちゃう。
今まで付き合ってきた男の子達はそうだった。
あたしが暴力を振るわれてる事を知って引いて連絡が途絶えて終わる事が多かった。
「あたしは…やっぱり居ない方が…良いのかな…」
涙が溢れて止まらない。
明日は笑顔で過ごせる様に、今泣いとけば泣かなくて済むのかな。
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