あたしの事。
お母さんの事。
それと、昨日の事。
【…こんな話いきなりしちゃってごめんね。引いたよね…あはは!忘れて!】
10分経っても20分経ってもメールは来なくて諦めてた時。
メールが受信された。
【そうだったんだな。何て言って良いか分からないけどさ…必要ない…なんて悲しい事言うなよ…心配する人も居ないとかいうなよ。少なくとも俺は昨日心配したよ。またお母さんに何か言われたら…俺にメールしてきな。俺がキミの捌け口になるから】
ありがとう。
こんなあたしでも心配してくれるんだね。
それから毎日、彼はあたしにメールをくれた。
あたしも彼にメールをした。
