冬真先生に嫌な顔してなかったよね?変に思われてないよね? 教科書を片付けながら悶々とする。次は古典か。古典好きだから嬉しい。…冬真先生今日少しいつもより眠そうだったな。 …気付くと冬真先生のことを考えてる自分が嫌だ。何だろ、この感じ。 ボーッとしてると、後ろから名前を呼ばれた。 「真紘さーん」 「は⁉︎」