「いやー、あんたイケメンにほっぺ触られただけで何も倒れることないでしょう」

「うん…自分でも思うよ」


目が覚めると真紀と保健室にいた。ベッドじゃなくてソファで寝かされてたみたいだった。


「どうしたの?先生が素敵すぎて頭沸騰しちゃった?」

「あの人が苦手、」


苦手、と口に出したものの、胸の鼓動は早いままだった。