「ヒロヤ、ありがと....っ!」
「あ、うん。」
…沈黙だ。
どうしようかな、次の話題は…なににしよう?
なんの話題を話そうか、あたふたする僕に桜空がそれを察知したのかクスッと桜空は笑った。
「なんでこんなに緊張するんだろーっ?長い間、この体で2人生きてるのにね!!」
緊張....そうだ、僕は緊張してるんだ。
手には汗がびっしょりなんだから。
「そうだよな。手汗やべーよ。」
「緊張感ありすぎて、気使っちゃうよー。」
「もう、ふっつーにしよう。」
「うん!ふっつーに、普通の私達にしよ!」
「おう。じゃあ、唐突だけど、」
僕は何か隠してるのか聞いてみることにした。
「なんか隠してる?」
「え。」
「いや、梨花が前に桜空は褒め言葉言う時は何か隠してる時、って言ってたからさ。」
「褒め言葉?」
「うん、感謝してる、とかさ。わかりやすいお世辞。」
「そ、そんな感じで言ったんじゃないんだよ....?」
「知ってるよ、計算とかじゃない。純粋にだろ?そういうとこ、いいんだよな…。」
「え、ありがと…だけど、えーと。」
「いや、これはお世辞じゃないからな?」
「し、知ってますぅ。」
「そうか、そうか。なら、純粋に桜空は褒め言葉を言っただけ?」
「そうだよー」
「…ふーん。でも隠してるよな?(笑)」
「なにも隠してないもーん。」
「お。本当に?」
「う、うーん、うん…」
「わかりやす!やっぱ、隠してるんだな。」
僕は前に言った通り、調子のりタイプだから、桜空をイジってます。
桜空はおばかさんだけど、本当に純粋だ。


