私と二重人格の僕



ここは、見たことある....。


そう、あの時の....夢の中。
統一された、真っ白い空間だ。

あの時、近くにヒロヤがいるとそう感じた。
だから、つい、

「あなたがヒロヤなの?」と言った空間だった。


また、この空間なら....
ヒロヤとはなせるのかもしれない。


この白い空間は白い霧がもわもわと浮いてるような空間だから、どれくらいの距離があって、まず、この世界にいるのかさえわからない。


「ヒロヤっっ!!」


だから、私はありったけの声で叫んだのだ。


「・・・・・。」


だけど、返事はない。


「ヒロヤー!」


もう一度、呼んでみたけど返事はない。
この世界にはヒロヤはいない。

そう諦めてこの白い白い空間をさ迷った。