課長が選んだのはゆっくり話ができるような静かな店。


課長自らが過去について話してくれるのか。


「今までの事全部話すから。

矢田くん、これで最後にしてね」

『最後?最後になんてしませんよ。
どんな事も俺は受け止めます、課長の闇を晴らしますから。』


「…そんな事いってくれてありがとう。
でもね…私幸せになんてなっちゃいけないし、なれないの。」

『?どういう事ですか?』


「私______……」