バァアアアァァん!!!!!!!!!! ものすごい衝撃が体中に響き渡る。 「っ...痛。」 手首をつかまれたまま私は 体育館裏の倉庫まで 連れ去られた。 『私は木村 有希。 2年A組。 あんたと同じ 玲様のファン。 プリンセスの座は 今は誰にも譲る気は まったくない。』 今は目の前にいる人が なんとなく怖くて 負けそうで嫌だった。 「..はい。」