むすーとした顔でイエローベースの男の後をついて行くことにした。
結局教室を出てすぐに『抱っこされるぐらいなら自分で歩いてついて行きます』といいしぶしぶおろしてもらった。
そのまま逃げようと思ったが[ついて行く]と言ってしまったのだからついて行かないわけにはいかな。
ついて行かなくてまた抱き上げられでもしたらたまったもんじゃない。
「はぁー・・・」
ため息をつくがそんな声には誰一人として気付く人はいない。
「お、可愛いね~食べてあげようか」
「あ、それ僕にくれるの?ありがとう」
とかなんとか・・・。
銀の髪の人は周りで見ている女子たちを口説き始めたり手を振って楽しくしている。
陽は、遠足や社会科見学などでさわぐ小学生や園児みたいに縛っている髪を揺らしながらあっちへ行ったりこっちへ行ったりと行ったり来たりしている。
