不思議な6人組

何もしていないのに、どうしてこの女たちに呼び出されなくちゃいけないの。
呼び出されるならまだしも、屋上に来てさんざん文句を言われ逃げ道をふさがれるし・・・。
ついてないわ。まったく。
私はただ目的を果たし静かに過ごしたいだけなのに。
もとをただせば、全部は彼らのせいじゃない。

 「・・・ほんと、なんなの。めんどくさすぎるわ」

 「いい加減にしろよ」

『パン!!!』と鋭い音がする。
ジンジンとくる頬の熱さに、しばらくしてからたたかれたのだと理解した。

 「ちょ、顔はやばいよミカ」

 「そうだよ、後でばれちゃうじゃん」

 「こんな女別に叩いても平気だよ。てか、そろそろいこう時間だし」
ミカと呼ばれた女は後の二人を引き連れて帰るようだ。

 「早く新堂先輩と別れな。今度は、もっと痛い目見るからな」

睨むようにして彼女たちは屋上から去って行った。