少女たち

「稀子、アップルパイ好きだよね」




「え?」



私がケーキにフォークを指した時に滝川さんが口を開く。




確かに私はアップルパイが大好きでいつも自分の誕生日にはバースデーケーキではなくアップルパイを買いに行っていた。






「俺ね、実は前から稀子の事、知ってたんだ」