少女たち




お互いバイトが休みの今日、滝川さんに誘われて放課後、お茶をしに行くことになった。




「俺、ここのケーキ食べてみたかったんだ〜!男だけだと入りづらくない?」




ふふっと笑いながらケーキを選ぶその姿はとてつもなく可愛くて、もう見ているだけじゃダメと言わんばかりに抑えきれなくなる。






「稀子は何にする?」






「えっ、あっ、私は…アップルパイにしようかな!」






「やっぱり?じゃあ俺はオレンジタルトにしよーっと」










それぞれ買って、席につく。




バイト帰りに帰った事があるとはいえ、2人きりになるのはこれが2回目だ。




緊張する、、でもすき。




目の前に彼が座ってるのを見て、唐突にどうして私、彼と一緒に入れるんだろうって思った。



不思議とどうしてあんなに憧れていた人が、今私の目の前にいるのか、不思議に思ってしまった。