バスケに恋して〜諦めかけた夢〜



そして放課後

いつも通り帰ろうとすると赤城くんがあたしの元にやってきた



「帰るなよ?
お前は俺と一緒に来るの」


「ちょっ、あたし行くなんて一言も言ってないわ。」


連れていかれそうになるのを振りほどいた


「いいから来い
お前に見せたいのがある」


なによ
見せたいのって


ほんと勝手なんだから


「分かったわよ
ついて行けばいいんでしょ?

その代わり手は離してくれる?」



そう言うと赤城くんは手を離してくれた