「カレンちゃんだっけ?」
他の席に戻ったサキは、
いつもより上機嫌なお客を、怪訝そうな顔で見つめた。
「あんな子、入ったんだ」
お客は、ぐいっとVSOPの水割りを飲み干すと、
隣に座ったばかりのサキに、グラスを差し出した。
「ああいうタイプの子。今まで、この店にいなかったから、新鮮だった」
サキはクスッと笑うと、おかわりをつくりながら、
「あんな子…店の品位が下がりますわ」
「そんなことはないよ」
サキは、グラスの表面をハンカチで拭うと、
「安田さんは…ああいう女の子が、好みなんですか…?」
微笑みながら、グラスを安田に手渡す。
「な、何言ってんだ。俺は、サキのような…成熟した女が」
お客は、グラスをテーブルに置くと、
過剰な程、サキの腕を触った。
サキはしばらくすると、
やんわりと、腕を離した。
お客は、手を止め、
「誘っても…全然、会ってくれないし…」
「時間がありましたら…」
「それ、ばっかじゃないか」
すねるお客に、今度は、
サキから少しだけ、すり寄り…そっとお客の手の上に、てを重ねる。
「お気持ちは、嬉しいです」
他の席に戻ったサキは、
いつもより上機嫌なお客を、怪訝そうな顔で見つめた。
「あんな子、入ったんだ」
お客は、ぐいっとVSOPの水割りを飲み干すと、
隣に座ったばかりのサキに、グラスを差し出した。
「ああいうタイプの子。今まで、この店にいなかったから、新鮮だった」
サキはクスッと笑うと、おかわりをつくりながら、
「あんな子…店の品位が下がりますわ」
「そんなことはないよ」
サキは、グラスの表面をハンカチで拭うと、
「安田さんは…ああいう女の子が、好みなんですか…?」
微笑みながら、グラスを安田に手渡す。
「な、何言ってんだ。俺は、サキのような…成熟した女が」
お客は、グラスをテーブルに置くと、
過剰な程、サキの腕を触った。
サキはしばらくすると、
やんわりと、腕を離した。
お客は、手を止め、
「誘っても…全然、会ってくれないし…」
「時間がありましたら…」
「それ、ばっかじゃないか」
すねるお客に、今度は、
サキから少しだけ、すり寄り…そっとお客の手の上に、てを重ねる。
「お気持ちは、嬉しいです」


