愛するが故に~Mad Love~


シュウは優をとっておきの場所に連れて行った。

そこは、彼らが住む街を一望できる

小さな丘のようなところだった。

今はクリスマス。

街じゅうに飾られたイルミネーションが輝いて

まるで宝石箱のようだと、

優は目を輝かせて言った。