収録後、待ち合わせした霧澤さんの車に飛び乗る。


「霧澤さん!私、やりました!勝ちました!」

乗り込むや否や、すごい勢いの私。

でも、霧澤さんはひく事なく、私の頭に手を置いた。


テンションが上がっていた私は、一気に我にかえった。


「俺が教えてやったんだ、負けるはずねぇ」


自信たっぷりで、俺様だけど、頭をなでる手は、とても優しかった。


そして、思い知らされる。

私、ホントに霧澤さんが好き・・・。


~fin~