第二話〜ドキドキ〜

入学式から数週間ほどたった。クラスにも学校にもだいぶ慣れてきてたある日のHR、「えー、来月は宿泊移動教室がある。場所は、茨城だ!山登るぞ、山!」「「えー!(´Д`)」」みんなの嫌がる声が教室に響いた。
そして昼休み..「花ちゃーんお昼食べよ!凛もー!」お昼は三人で食べる。何故かいつも私の席に来て食べる。そこは他の人の席...ま、いっかおなか空いた〜「お弁当お弁当♪」「おー!花の弁当おいしそ〜」凛と桃子といつものように、教室で、ご飯を食べてると、「おー、あれ佐々木だっけ?あいつ無愛想のくせに地味に女子に人気だよなぁ~!」『佐々木...っ///』「ん?花ちゃんどうしたの?」「花〜?どーした?顔紅いよ」私の顔が自分でも分かる位、紅いょー。「あっ!もしかして花ちゃん...」「わぁ~!!桃子ストップ!」「え?え?何?何?」凛だけハテナマークになってる。「凛、鈍すぎw」桃子がクスクス笑った。「もー!いいの~///この話しはおしまい!」「えっ?!気になるんだけど!」「凛には、後で私が教えたげる★」「ちょっと〜桃子〜!」「じゃぁ、花ちゃんチャイム鳴るから戻るね~」「じゃぁね、花〜!」くっそ、桃子〜!!そう、私は最近、佐々木蒼汰が気になっている。ぶっきらぼうだけど、男友達と楽しそうに話しをしてるあの笑顔を見たら、気になるのに時間がかからなかったんだ。気がつけばいつも目で追うようになった。