「ごめんね、陽那ちゃん。遊の面倒見てもらって……」
「大丈夫だよ、じゃあ、あたし行くね!」
「陽那ちゃん‼︎」
遊のママにお辞儀して隣のあたしの家に行こうとしたら遊が呼ぶ声が聞こえた。
「…ありがとう!」
「どういたしまして‼︎ばいばい‼︎」
幼い頃からずっと一緒だった遊とは腐れ縁で幼稚園も小学校も一緒だった。
でも小6の夏、遊が突然引っ越す事になった。
さよならも言わずに。
周りの友達は津和野なんていたっけ?みたいに知らない感じで言う。
それでもあたしにはぽっかりと穴があいたような気持ちでその日はすごく泣いた。
あんなに、仲よかったのに……。
なんで何も言わないまま行っちゃったの?
「大丈夫だよ、じゃあ、あたし行くね!」
「陽那ちゃん‼︎」
遊のママにお辞儀して隣のあたしの家に行こうとしたら遊が呼ぶ声が聞こえた。
「…ありがとう!」
「どういたしまして‼︎ばいばい‼︎」
幼い頃からずっと一緒だった遊とは腐れ縁で幼稚園も小学校も一緒だった。
でも小6の夏、遊が突然引っ越す事になった。
さよならも言わずに。
周りの友達は津和野なんていたっけ?みたいに知らない感じで言う。
それでもあたしにはぽっかりと穴があいたような気持ちでその日はすごく泣いた。
あんなに、仲よかったのに……。
なんで何も言わないまま行っちゃったの?

