「あっ、そっか、沙羅いないんだ、」

沙羅がいないなんて.......楽しくないなぁ

そう思いながらも適当にみんなと過ごした。


「姫乃ちゃん大変だったんだってね.......」

「ん?」

クラスの女の子がしゃべりかけてきた。
「ストーカーされてて銀河さまに助けてもらったんでしょ?」
あ、渡辺さんが...ね。
「そ、そうなの!あはー...」

それからはずーっとその事で喋りかけられていた。
⭐ーーーーーー⭐

「帰ろう、」

あっという間に放課後。

靴を履き、歩き出す。

銀河の家は皆と全然違うところで、

途中からは一人。

いつもここから銀河はひとりなはずなんだけど

女の子がついてくるんだよね。

銀河のいえに帰るところ見られないように最初から一人でかえる。

学校から五分ほど歩き、

ほとんど人通りが少ないところにでた。

「おい。」