「ふぅ。買い終えたねー」
「んじゃかえるわー」
「えっまだだよぉ!?」

「は!?」

「いいじゃんいいじゃーん!」

そしてまたてをつなぎ走り出す。
「おいー!はえーよ。」

ドン!

「いや、急に止まんなよー!」
「だって...浦川さんと長岡くんがいるんだもん。」

「え?」

俺はすぐさま渡辺の目線の先をみた。

そこには俺らと同じように長岡が姫乃の手を握り、引っ張っている。

「渡辺...わりぃ。ちょっといくわ。」
「ちょっ!!」
おれは姫乃がいる一階へ降りた。

「そ..そうだねー...っ!!!ぎ...んが?」

「姫乃...長岡と仲良くデート?」
おれはわざとイヤーないいかたでいった。

「...そういうことじゃなくて!」
「うん!そーなんだぁー!ラブラブデート中!ねー姫乃」