たくさんの人が降りてきた。

銀河どこー!?

あわっわわわー!


肩がぶつかってどんどん人混みに流されていく。

「ええー。ちょっ!ちょっ!」

うー.......銀河ぁ.......


ギュッ


誰かに手を握られた。

「姫乃」

この声は

大好きな大好きな銀河の声。

そのまま手を引っ張って人が少ないところに。