大好きなの

「姫乃が風邪引いたら大変だからな」

「そう?...じゃあちょっとだけ...ごめんね」

「ん。」

姫乃はすぐに二階へ上がっていった。

それにしてもさっきの言葉の意味、本当にわかんねーな.......

俺は姫乃が好きなのに。


ガチャン


「ただいまーっ」


「あ、おかえり。」


「遊星くんがこれ届けてくれたわよー」

そして俺にプリントなどをわたした。
「あー、そういえばもう夏休みか.......」

プリントにまぎれて遊星が書いたらしき紙切れがはいっていた。