大好きなの

「可愛い...」

ちょっと広角が上がっている。

すると銀河の前髪が目にかかる。

「あっ...」

前髪をどけてあげようと手を伸ばした。

スッ


「俺は男。可愛くなんてないし」

伸ばしたうでをスッと捕まれた。

「な、な、な、な、な、な、っ!!!」
「?」

「お、起きてたの!?」

「悪い?」

「ごめっ可愛いなんて、男の子にいっちゃダメだよね...」

「ん。」

「千夏さんまだかな!」

「あ、ケーキ用意しとく?」
「まだいんじゃね?」
「そだねー!」