「う、うん。」 綺麗な美沙の笑顔には、 女の私でもドキッとなる。 校門の前に着くと、 ひらひらと桜の花びらが降ってきた。 「うわぁ…! 見て!美沙! すっごく綺麗!!!」 「本当ね。」 美沙も静かにそう言った。