なるほど…誰にも渡さないって証明したかったのか… って、納得してる場合じゃない!! 「美沙、恥ずかしいから行こ。 ほら、もう1時すぎてるし。」 「仕方ないわね。 じゃあ、少し待ってて。 カバンの用意するから。」 「私もやる〜」 ドタドタと慌てながらも 必要なものを綺麗に詰め込み、 私より早く準備を終わらせて待っていてくれた美沙の隣に並んだ。