私の目を見て、そう強く言ってくれる美沙。 「ありがとう。」 思い切り美沙に抱きついた。 でもその時にやっと気づいた。 私たち2人に教室じゅうの視線が集まっていることを。 顔に熱が集まって行くのが分かる。 恥ずかしくて美沙を見上げると 美佐はどうよとでも言いたげに 怪しく笑っていた。