「仕方ないわよ。

んじゃ、姫華のお気に入りの雑貨屋さんに行きましょ。

少しはテンションあがるでしょ?」

美沙は優しく微笑んだ。

「…うんっ!」

私のお気に入りの雑貨屋さんは

人通りの多いところにあって、

とっても可愛い小物がたっくさんある。

昔、美沙と一緒に行ってから

ずっと大好きなお店。

私はルンルン気分で

美沙の隣を歩いた。