「ふっ… 顔真っ赤。」 「うるさいし。」 プイッとそっぽをむく。 すると、 後ろから光に抱きつかれた。 光の鼓動が伝わってくる。 「ありがとな。 …嬉しかった。 俺は、姫華がいればそれでいい。 一緒にいてくれるだけでいい。 それだけで…勇気が湧いてくるから。」 「…そっか。 よかったし。」