「…姫華がそういうなら。」 少し不満そうだけど 光はしぶしぶ頷いてくれた。 「俺様も姫華には弱いわね。」 美沙が呆れたように笑う。 「うっせ。」 光は拗ねたのか プイッとそっぽを向いてしまった。 「次は〜 桜山駅〜桜山駅〜」 アナウンスが流れて 私たちは何も言わずドアの方に向かった。