「ねぇ、私達なんかしたのかな。」 少し不安になって美沙に聞いた。 「はぁ? んなわけないでしょ。」 その言葉を聞いて少しホッとする。 「だよね。」 そう言った時、 「入学生、整列してくださーい!!」 廊下から女の人の声がした。 「行こう、姫華。」 「うんっ!」