「クラスは…1-Aか。 美沙、どこか分かる?」 「当たり前じゃない。 もしかして… 姫華、わかんないのかしら?」 バカにするような口調で言われ、 少しムッとする。 「いいもん。別に。」 ぷいっとそっぽを向くと、 「ごめんごめん。 行きましょ。」 「…うん。」 素直に頷いて、美沙の後をついて行った。